「M式vs N式『海の幸』―青木繁の男のハダカと森村泰昌のハダカについての考察」を開催しました。

12月4日(土)に、土曜講座―ジャム・セッション 森村泰昌 第2回「M式vs N式『海の幸』―青木繁の男のハダカと森村泰昌のハダカについての考察」を開催しました。森村泰昌さんと、静岡県立美術館館長の木下直之さんに対談いただきました。
木下さんが、青木繁《海の幸》(1904年)前後における男性の裸体表現について、ならびに青木繁が男性裸体を取り上げた作品についてお話しくださり、森村さんに「(作品の中で)男性になる/女性になるということについて、どのようにお考えか」という問いを提起されました。そして森村さんがそれに応える形で何かに「なる」ということ、また「ハダカ」ということについてお話しくださいました。画像や動画を用いての、おふたりの興味深いお話に、参加者の皆さんは引き込まれていました。
土曜講座―ジャム・セッション 森村泰昌の第1回目は、森村さんによる同展ギャラリートークの動画で、アーティゾン美術館公式YouTubeでご覧いただけます。どうぞご視聴ください![ATZインターンR.O]
土曜講座―ジャム・セッション 森村泰昌 第1回
モリムラガタリ:《海の幸》が問いかけるもの